花粉がボディに与える影響は?すぐに洗ったほうが良い理由を解説!

花粉を放置したら洗車では落ちないシミに!?

これからの時期、花粉の飛散が増えていきますね。

目も痒くなりくしゃみも止まらず、人にとっても迷惑な花粉ですが、車にとっても迷惑な存在だったりします。

飛び散る花粉

気がつけばボディは降り積もった花粉で真っ黄色に・・・

そんな花粉、放置すると実は困ったことになるということをご存知でしょうか?

今回は春の洗車の敵、花粉について解説していきます!

 

花粉の汚れが気になる季節

花粉の飛散がピークを迎えるのは、おおよそ3~5月です。

花粉飛散量のピーク

年々花粉の飛散量が増え、最近では洗っても翌日か翌々日には真っ黄色に・・・なんてことも増えてきました。

花粉が積もっているとまるでホコリが積もっているかのような状態になり、見た目的にも非常に悪いです。
当然ガラスにも沢山付着するので、視界不良の原因にもなります。

ウォッシャーで綺麗にしようと思っても、ベタベタして綺麗に流れ落ちなかったり、むしろ汚れがひどくなったり・・・
黒でも白でも、ボディ色に関わらず汚れて見える花粉は非常に厄介な存在です。

花粉が積もったあとに雨でも降ろうものなら、それはもう目も当てられない状態になります。
水が乾くとウロコ状に花粉が残り、しかも水で流してもなかなか落ちないようになってしまいます。

 

なぜ花粉が落ちないのか?

ウロコ状になった花粉のシミ

ただ積もっただけの花粉は、ふっと軽く息を吹けば飛んでいきますよね?
それが暫く経つと何故か落ちなくなってしまう。

その原因は花粉に含まれる成分「ペクチン」にあります。

乾燥状態で積もっている花粉はホコリのような状態ですが、夜露や雨などで水分が付着すると、花粉表面の皮膜が破けてペクチンが流出します。
その滲み出たペクチンが、花粉がボディにこびりつく原因となっています。

 

花粉によるボディへのダメージ

花粉から滲み出たペクチンはベタベタしていて、ボディに張り付くと同時に乾燥したときに収縮します。
収縮した際には、張り付いている塗装面も一緒に引っ張られてしまいます。

ボディの塗装に使用されてるのは樹脂なので、表面にはある程度の柔軟性があります。
なので、流出したペクチンが収縮するときに引っ張られて、引っ張られた部分はその形に合わせて変形をします。

一度変形してしまうと、そもそもの形状が変わってしまうので洗車をして花粉を落としたとしても、あとが残ってしまいます。
遠目で見たり触ったりしてわかるほどの大きな変形にはなりませんが、光があたったときには目で見えるようなクレーター状の跡が残ります。

花粉による塗装表面の変形の跡

これが花粉によるシミの原因です。

 

花粉によるシミへの対処法

更に厄介な点がもう一つあります。
この変形した凹凸はコンパウンド等で研磨をすれば一時的に消えます。

しかし塗装のクリア層に浸潤したペクチンはまだ塗装の内部に残っています。

内部に残ったペクチンは湿度や水分の影響によって伸縮を繰り返すので、研磨で表面を均したあとも再びシミ状の跡が浮かび上がってくるケースがあります。

ではそのペクチンを取り除くにはどうしたら良いのか?

実はとても簡単で誰にでもできる対処法があるんです!

それは熱湯を使うことです。

花粉シミへの対処は熱湯で

実はこのペクチンは熱に弱く、50℃以上になると収縮する力を失う性質があります。

厚手のゴム手袋を装着し、やけどに注意しながらお湯をかけて塗装に熱を与えると、びっくりするくらい綺麗に跡が消えていきます

作業の注意点としては、ただかけ流すだけでは塗装内部まで温度が上がらないので、マイクロファイバータオルなどを併用して塗装面を温めてあげてください。

ガラス系の硬いコーティングをされている場合は、急激に温度変化を与えるとコーティング皮膜と塗装との熱膨張の差によって割れ、剥がれにつながることがありますので、50℃程度のお湯からはじめて、落ちなければ80℃程度の熱湯に温度を上げていくほうが安全です。

 

【やってはいけないNG対処法】

花粉の跡が落ちないからと言ってゴシゴシこするのは絶対にNGです。

いかにマイクロファイバー等の柔らかい素材を使用したとしても、力を入れてこすってしまえば必ずキズになります。

塗装面へのダメージが大きいのでやめましょう。

また「温めればいい」ということで、ヒートガン(ヘアドライヤーのような道具で工業用のため強力)やスチームクリーナーなどを使用するのもNGです。

花粉対処に使ってはいけない道具

ヒートガンは工業用で400℃を超えるものもあり、温度が高すぎるため塗装やボディにダメージを与えてしまう可能性があります。
また熱風があたっているところだけで局所的にしか熱が入らないため、広い範囲を作業するのは大変です。

スチームクリーナーに関しては、高温の蒸気が当たりながらクロスが当たることによって、クロスの色がうつったりクロスの跡が残る可能性があるため、こちらも使用しないほうが良いです。

 

以上のような点に気をつけながら、上手に熱を入れてあげると塗装面は元通り綺麗になります。

ただ、ボディ全体を温めるだけのお湯を用意するのも大変ですし、やけどするリスクもありますので、自分でやるのは大変・難しいと思った方はお気軽にJAPAN GOLD WASHの出張洗車サービスをご利用ください。

そもそも花粉の跡を残さないためには?

そもそも花粉の付着、あとが残る症状を防ぐことはできないのか?と思った方。

まず第一にはこまめに洗車をすることですが、毎日沢山降り積もる花粉に対応しようと思ったら毎日洗車しないといけませんよね・・・

お忙しい人にとってはなかなか現実的ではないかと思います。
そういう場合には、硬いガラス質のコーティングを施工されることをおすすめします!

花粉の対策はガラス系コーティングで

無機質で硬いガラス質はペクチンの浸潤を防ぎ、伸縮による塗装の変形を防ぐことが出来ます。
ポリマー系、ガラス系、セラミック系など、コーティングの種類によって花粉への耐性は変わりますので、どれを選んだら良いかわからない方はお気軽にお問い合わせください。