水アカ 洗車するときの対処法

水アカを落とすための洗車

水垢とは性質について?

排気ガスにはガソリン、軽油などの燃料がエンジンで燃やされて、
様々な変化をもたらして気体になり、大気中に放出されたもののことを言います。

街を歩いて道路を見渡すと
道路で走っている車のマフラーから
黒い煙が出ていたりするのを見ませんか?

それが排気ガスの正体です。

このススや油分、アスファルトやタイヤが削られて
粒子状になって飛び散った汚れが車体に付着します。

目には見えにくいですがこのような汚れは
油分も含んでいるため車のボディにこびり付きます。

それが、洗車をしないと何層にもなって汚れが濃くなります。

そこに雨が流れたものが、
自然乾燥するなかで塗装面に固着します。

まるで泥を伸ばすように・・・。

駐車場に止まっている車を見渡して見てください。

ドアノブやサイドミラーの下、
パーツの隙間などから水が垂れたような跡の汚れが見えるはずです。

それがまさしく水垢です。

灰色や黒の汚れのため、
特に原色系に近いライトカラー車で目立ちやすい傾向があります。

黒い車はあまり目立たないのですが、だからと言って放置しておくと
塗装面を痛ませる原因にもなるので注意してください。

この現象は汚れの中で特に多いものになります。

あなたのお家の車はどうですか?

水垢の対処法?

これは日常的な家庭の中の、ある部分に似ています。

なんだと思いますか・・・?

答えは、キッチンの汚れです。

新居で新しいキッチンを想像してください。

最初は「ちょっとぐらい汚れても大丈夫だろう」と思って
例えばガスレンジ周りの油汚れを半年ぐらい放っておくと、

ガムが張り付いたかのようにべっとりくっつき
もう普通にこすっただけでは取れない頑固な汚れになっている。

なんてこと、見覚えはないですか?

これは、車の水垢においても同じことです。

そんなことにならないようにするためには、
こまめにシャンプー洗車することです。

しかし、ここで注意点があります。

洗車機では細かい水垢を落とすことは不可能です。

何故ならば、洗車機には汚れを察知する機能が備え付けられていないからです。
気をつけてください。

でももし、汚れを察知する機能が備え付けられた洗車機があったら・・・?
ボディに付着した頑固な水垢も、細かい汚れも徹底的に除去する事が可能です。

人間の目で見て手洗いすること。
これが、一番高性能な、汚れを察知する機能付き洗車なのです。

ただし、「まだ大丈夫だろう」と思って
汚れが付着しても長期間放置しておいたり、

車をちょっとぶつけてしまったままにして
塗装面が荒れた箇所に汚れが付着したり、

コーティングやワックスの効果が低下した場合などは
人間が手洗いしても容易に除去できない場合がありますので、
その場合は、専用のクリーナーで洗う必要が出てきます。

洗車は、人間のお肌と一緒。
日々のお手入れが大切になるんですね。

大金で購入したお車だからこそ
無駄にする前に汚れを早く対処していきましょう。

補足

綺麗に車を維持しながら乗ることは経済的にも安全的にも重要です。

汚れている状態を「いつかまとめて綺麗にすればいいや」と考えた時には
その車の ”体質” が汚れやすい ”弱い車” に変わってしまいます。

まるで老化して行くように。

その老化を直そうとすると、やらなくてもよかった施工が増えるので
余計に2重にも3重にも資金がかかってしまします。

さらに、外装が汚れている車に乗っている方は
例外なく室内も荒れていて運転環境が悪化ししまいます。

そんな車に乗っていると、やはり車を大切に乗ろうという気持ちも現れず
雑な運転になってしまい、汚いことで視界が悪くなる。

悪循環の中の運転は事故の可能性を引き起こします。
そうさせないためにも、早めのお手入れが必要です。

市販のものでも、自分で綺麗に洗車ができるので
症状にあった洗剤を買って試すのも楽しいですよ。