車内除菌について。実はトイレの8倍の雑菌が!?
実はこんなに雑菌がいる車の中。
車内除菌が大事な理由。あなたの愛車の室内は・・・?
車のボディは汚れたら目立ちますし、ガソリンスタンドで簡単に洗車できる事もあって、それなりに洗車をしている人が多いのではないかなと思います。
しかし車内の汚れは意外と目立ちづらく、雑菌の繁殖は目で見てもわかりません。
またボディの洗車より面倒なことから、実はそんなにしっかりとやっていない方がほとんどなのではないでしょうか?
結構なきれい好きで頻繁に車内清掃をするという人でも、「掃除機がけと窓拭きでおわり」という程度で車内除菌までは気にしたことがないのではないでしょうか?
実は車内の雑菌について研究したイギリスのホームセンターの調査によると、ステアリング部分に付着している雑菌の数は、なんと公衆トイレの便座の8倍にも及ぶとの結果が出ています(※1)。
そして車内清掃に関するアンケートについては、清掃をしていない人が全体の6割を超え、その中の1割の人は掃除機がけも室内清掃もしたことがない、という結果だったそうです。
車内除菌まで気にかけている人の割合は更に少ないでしょう。
室内が汚れたり雑菌が繁殖したりする原因としては、車内での飲食等が挙げられます。特にお子様がいる方は食べこぼしなどで室内が汚れがちですよね。
また人間の体の表面にも雑菌はいますし、靴の裏側に付着した土や泥などにも沢山付着しています。ペットを車に乗せる方などはなおさら車内に雑菌を持ち込みやすいですね。
そういった経路で、車内は気づかないうちに雑菌が沢山付着しているのです。
車の内装パーツは外して洗ったり出来ないもの。
だからなおさら、一度汚れてしまうとどんどん雑菌も繁殖してしまいます。
だからこそ車内除菌を定期的に行うことが重要です!
車内除菌の種類と方法
一般的な車内除菌の方法としては、
- 二酸化塩素ガスによる室内全体の除菌
- 除菌力のあるスプレーの噴霧、拭き上げ
- 除菌グッズの利用
等があるかと思います。
【二酸化塩素ガス】
最もメジャーな車内除菌の方法は、二酸化塩素(CIO2)ガスによるものでしょう。
このガスは、消毒液などの成分としても有名な次亜塩素酸ナトリウムの2.5倍の酸化作用を持ち、様々な微生物に対して有効なものです。
カー用品店やディーラーなどで施工している車内除菌は、このガスを車内に充満させて除菌を行っているものがほとんどです。
しかしこの二酸化塩素ガスは人間の粘膜に対する攻撃性、ガラスやプラスチックに対する攻撃性があることから、車用として使用される場合は比較的薄い濃度で使用されています。
また汚れが付着している状態で施工した場合、除菌作用が汚れに阻害されて十分に効果を発揮できないケースも有るので注意が必要です。
【除菌スプレーによる拭き上げ】
次に上げられる車内除菌の方法としては、お手軽な除菌スプレーによるものです。
除菌スプレー等の使用については、アルコール系、次亜塩素酸系などのスプレーが多く出回っていると思います。
こちらについては除菌効果が高く、拭いた時点で拭き取った場所の菌はおおよそ除菌できるとされています。
デメリットとしては、製品によっては車の内装パーツを痛めてしまう、変色させてしまうなどのリスクがあります。
市販品を使用する場合は必ず車用を使用し、また製品に記載されている使用してはいけない場所を確認しましょう。
プラスチックやメッキ、革の部分には使用できないものも多く存在しています。
【市販の除菌グッズ】
また車用除菌のグッズもカー用品店には豊富に売っています。
芳香剤のような置型の空間除菌効果のあるもの、エアコンフィルターに取り付けて車内を循環する空気を除菌するものなどがあります。
除菌をした後に少しでも雑菌の繁殖を抑えたい場合は、こうした商品を利用するのもよいでしょう。
お家でできる簡単車内除菌
二酸化塩素ガスの発生装置は個人で購入するには少々高額です。
ご自宅で除菌をする場合は市販の除菌スプレーと清潔なタオルを使用して、車内のよく触れる部分をきれいに拭いておくだけでも効果があります。
プロが行う車内除菌
JAPAN GOLD WASHでは、まず徹底した室内清掃を行います。
人間の汗や皮脂などが付着している状態で除菌をしても、またすぐに雑菌が繁殖してしまいます。
そういった室内の汚れをきちんと落としてから除菌作業を行うことで、効果が上がります。
そこからさらに除菌スプレーで拭き上げを行います。
この除菌スプレーも、使う場所によって濃度を変えることで、最大の除菌効果を得つつ内装部品を痛めないようになっています。
またエアコンの内部部品であるエバポレーターも同時に洗浄します(車種によって施工できない場合あり)。
このエバポレーターは構造上水分が溜まる場所で、外部から取り入れた空気も通過するので雑菌が繁殖しやすいです。
最後に仕上げとして、室内全体に二酸化塩素ガスを充満させ、ファブリック製品の繊維の中やエアコンのダクトの内部まで除菌を行います。
このように施工することによって、それぞれ単体で行うより遥かに高い除菌効果を得ることが出来ます。
最後にアドバイスとして、雑菌は日々の使用で常に車内に持ち込まれます。
一度行ったから大丈夫、というわけではなく、定期的に施工して常に清潔を保つのが一番です。
月額会員のメンバー様は通常よりお得な価格で施工できますので、お気軽にご相談下さい。
※1 調査結果出典:https://www.dailymail.co.uk/news/article-1379830/How-clean-car-Steering-wheels-times-germs-public-toilet-seat.html